エリオット波動は何波を狙ったらいい?

 

こんにちは、UnLimiteDです。

公開しているツールでも推奨しているエリオット波動ですが、上昇1~5波と下降1~3波のうちどれを狙ったらいいか分からないというお声をよくいただきます。

そこで今回は、エリオット波動の第何波を狙ったらいいのかについてお話しします。投資助言に基づくものではありませんので一般論としてお聞きください。

 

分かりやすいのは上昇第3波?

 

 

エリオット波動で最もエントリーポイントが分かりやすいのは上昇第3波の起点と言えるでしょう。

なぜならば、2波の戻りがフィボナッチリトレースメントの数値に類似するケースが多く、また上昇第3波は他の波動の中で最も長い(利益が期待できる)と言われているからです。

ただし例えばロングであれば、その通貨が上昇する要因があるか、また上位足の大きな流れでも上昇傾向であるか等をチェックして騙しを見極めるようにしましょう。

 

上昇第5波で分割決済するメリットは?

 

第3波が一番長くなるという定義からも分かるように、第5波は3波ほど伸びないことが多いでしょう。
(伸び続けている場合は第3波の延長であるケースが多い)

したがって開発ツールの機能にもありますように、上昇5波の起点からエントリーする場合はハーフポイントで分割決済するようにしています。

これをすることで、予想が外れた時も第3波の利益を残せますし、また伸びが少ない場合でも最低限の利確はできますのでテクニックとして覚えておきましょう。

 

第1波で狙うときの注意点は?

 

 

上昇第1波の起点から取れればその後の利益も丸取りできる可能性がありますのでそれがベストなのですが、いかんせん騙しが多いです。(第1波がきたと思ったらすぐにレンジに戻る等)

これを回避するためには先ほど言った上位足の確認はもちろんですが、第1波が発生する直前の動きも重要です。

大きなエリオット波動が発生する前はレンジ帯でのネックラインを形成されるケースが多いとされ、またそのもみ合いがフィボナッチ付近であればなお良しとされていますので第1波から狙う人は意識しておきましょう。

 

2波と4波の戻りは?

 

ここまで1、3、5波といういわゆる上昇波についてお話ししましたが、もちろん第2波や4波のような戻りのケースでも利益を得ることは可能です。

 

 

例えば私の例で言うと第1波に乗り遅れたため、2波の戻りが入る前にエントリーして約60pipsの利益を上げています。

このようにフィボナッチさえ機能していればどの波動からもエントリーすることは可能ですし、開発ツールではそのポイントが非常に分かりやすいので是非活用してみてください。

 

 

以上です。

結論を言うとどの波動を狙っても良いのですが、分かりやすいのは上昇2波~3波までの流れでしょうか。

多少いびつな形になるのは仕方ありませんので、とにかくトレンドが発生してみたら上昇第1波を描写してみましょう。